マージンコールとロスカットについて。

FX 初心者が、最初に戸惑うのが「マージンコール」と「ロスカット」です。

でも大丈夫です。マージンコールとロスカットは、損失額が証拠金の範囲を超えないように、投資家を守る仕組みなのですから。

FXはレバレッジを高く設定して、取引を行なうことができます。しかしレバレッジが高いと、為替相場が少し動いただけで、影響を受けやすくなります。

あなたの予想通りなら良いのですが、逆に為替相場が動くと、損失額が証拠金の範囲を超える可能性が出てきます。

そこでマージンコールとロスカットにより、あなたの損失を一定のレベルで守るように工夫されているのです。

・マージンコール 警告通知(メール)
・ロスカット 反対売買により自動決済

マージンコールとは、証拠金の割合が少なくなると、「証拠金を増やしてください」という警告通知のことで、メールで教えてくれます。

ロスカットは、さらに証拠金の割合が少なくなった場合、証拠金がゼロになるのを防ぐため、反対売買により、強制的に自動決済されます。

ただし、相場が急激に変動すると、反対売買に遅延が生じ、証拠金以上の損失が出る可能性があるので注意してください。

またマージンコールの段階で、証拠金を増やせば、ロスカットにはなりません。ロスカットは恐れるものではなく、あなたを守ってくれる機能と考えると安心できます。

マージンコールとロスカットが発生する証拠金の割合は、FX業者によって違います。取引を始める前によく確認してください。それとマージンコールとロスカットが無いこともあるので、注意してください。

例えば 外為どっとコム の場合は、維持率が50%を下回った場合、マージンコールでメールが来ます。ロスカットは、20%~50%です。(レバレッジにより変わる)

クリック証券 では、時価評価総額が必要証拠金額の70%を下回ったときに、ロスカットになります。

具体的な例は、以下のようになります。
・為替レート「1ドル=100円」
・ポジション 1万ドル買い
・レバレッジ 10倍
・証拠金額 10万円
・マージンコール 50%
・ロスカット 30%

この場合だと、レバレッジが10倍なので、必要な証拠金額は10万円です。証拠金額が、マージンコールが5万円、ロスカットが3万円を下回ると発生します。

1万ドル買っているので、為替レートがたった1円でも円高に動くと、1万円の損失になります。つまりマージンコールは5円以上、ロスカットは7円以上の円高で発生します。

もしレバレッジが1倍なら、マージンコールは50円以上、ロスカットは70円以上の円高にならない限り発生しません。

このことからも、レバレッジの設定がいかに影響を与えるかがわかります。またFXでは、「1円」は大きな変動だということがわかると思います。

そもそもマージンコールやロスカットの対象になるのは、あなたの予想と逆に相場が動いているということです。

本来なら、マージンコールやロスカットの対象になる前に、自分で損切り注文を入れておくべきです。FXで投資する前に、出口戦略をしっかり考えることが、損失を拡大させないためには重要です。

マージンコールやロスカットは、最終的な保護機能だと思って、なるべく使うことがないようにしましょう。

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